武豊スマートファルコンがレコード勝ちの東京大賞典


以前から実力のあったスマートファルコンだけど、武豊に乗り替わってからは別馬のような強さですね。阪神競馬場で記録されていた日本レコードを大井競馬場の深いダートで塗り替えるとか尋常じゃない。まあ阪神も深めだが。

ダート2,000mの日本レコード樹立について - TOKYO CITY KEIBA
 本日の第10競走東京大賞典競走(Jpn?)において、ダート2,000m走破タイムにおける日本レコードが樹立されましたので、お知らせいたします。


★平成22年12月29日 第56回東京大賞典競走(晴・良)
優勝 スマートファルコン号(武豊) 2:00:4


<従来の日本レコード>
平成19年12月23日 ベテルギウスステークス 阪神2,000m(晴・不良)
2:01:0 ワンダースピード


<従来のコースレコード大井競馬場2,000m)>
平成18年6月28日 第29回帝王賞 (晴・良)
2:02:1 アジュディミツオー


<従来の東京大賞典レースレコード(大井競馬場2,000m)>
平成16年12月29日 第50回東京大賞典 (雪・重)
2:02:6 アジュディミツオー

東京大賞典のレース映像→TCKのサイト
(レースリプレイをクリックで再生が始まります。音量大きめなのでご注意を)


武豊騎手も今年はケガで長期離脱、それに伴ってリーディングTop10から落ちたり、G1勝利は繰り上がりのジャパンカップ1勝だけだったり、さらにはローズキングダム疝痛・回避で有馬記念の連続出場が15年で途切れたり(1位は岡部騎手で22年、2位タイは横山典弘で15年継続中?)と散々でしたが、日本競馬の1年を締めくくる大一番を快勝。


昔は「武豊大井競馬場では勝てない」と言われていたが、帝王賞は2005年タイムパラドックス、2009年ヴァーミリオンで2勝、東京大賞典は2002年ゴールドアリュールで初勝利、スマートファルコンで4勝目。むしろ最近は得意コースになっている。おそらく深いダートで差しが効かないから、芝で乗るときのように後ろからのんきに行くことが無いのが好結果につながっているのでしょう。来年は中央の芝でも大井と同じように積極的な競馬をもっと見せてガンガン勝ってほしい。