ダンスインザダーク産駒のステイヤーズステークス成績 2009年まで

エアグルーヴの良血フォゲッタブル菊花賞2着に続きステイヤーズステークスで1着。春はピリッとしなかったフォゲッタブルですが、ようやく本格化したようです。まあ、距離やコース、ペースの影響を受けやすいダンス産駒だけに今後も成績は安定しないでしょう。


ダンスインザダーク産駒のステイヤーズS.優勝は、04年ダイタクバートラム、05年デルタブルース以来で、フォゲッタブルが3勝目。「ダンスインザダーク産駒が得意のレースなのかな」ということで、過去記事「ダンスインザダーク産駒の菊花賞成績まとめ 2009年までの結果」のようにまとめてみました。

02年(11頭)
ダイタクバートラム 2着(4人気)

03年(10頭)
ファストタテヤマ 10着(1人気)

04年(14頭)
ダイタクバートラム 1着(1人気)

05年(11頭)
デルタブルース 1着(1人気)
ホウザングラマー 11着(11人気)

06年(12頭)
ファストタテヤマ 8着(3人気)

07年(13頭)
メジロトンキニーズ 5着(10人気)
エーシンダードマン 7着(3人気)
アドマイヤグローリ 13着(11人気)

09年(16頭)
フォゲッタブル 1着(1人気)
ザサンデーフサイチ 8着(8人気)
エーシンダードマン 9着(7人気)


出走12回(11頭、ダイタクバートラムが2回出走)
勝率25%、連対率33%、3着以内率33%

菊花賞は、勝率 27%(22%)、連対率 45%(33%)、複勝率 45%(33%)
(カッコ内は08年までの菊花賞成績)


ステイヤーズS.でもダンスインザダーク産駒の成績は良好にみえます。ただし人気薄で突っ込んでくる菊花賞とは違って人気馬がきているだけです。また菊花賞の好走歴があり人気していたファストタテヤマ(02年菊2着)やエイシンダードマン(07年菊4着)は人気を裏切って敗れる結果に。着順が人気を上回ったのは2回、着順=人気が5回、着順が人気を下回ったのは5回。つまり、ダンスインザダーク産駒はステイヤーズステークスではよく来るが、人気以上に走ることはほとんどないので人気薄には期待しないこと。


実は天皇賞・春におけるダンスインザダーク産駒の成績を分析すればステイヤーズS.と同じ結論が導かれそうだと思っていて、フォゲッタブルの絶好の消し時になりそうですが、それは後日。